家族の一員だったとても大切なペットの小さな犬の葬儀の時、目頭を熱くしながら静かに安らかな眠りを祈っていました。 庭に手作りのお墓を作って埋葬するのではなく、葬儀場で仏教による火葬をしました。 また火葬炉はその業者によるとダイオキシンが発生しない、きちんと環境基準をクリアしたものでした。 業者も慎重に選びました。 ペットを供養せず、産業廃棄物業者や行政に渡したり、不法投棄するひどい業者もあると聞いたからです。 「火葬か土葬か、あるいは保健所に引取ってもらうか」ずいぶんと悩んだ末の、衛生的なことも考えた上での選択でした。 他に水葬や風葬や鳥葬などもありました。 鳥葬はインドやチベットなどで行われているもので、鳥についばませるものです。
そして納骨は分骨にして、メモリアルグッズを作りました。 こちらも「我が家か納骨堂か、もしくは分骨か散骨か」ずいぶん悩んだ上の選択でした。 少しの間だけ自宅で納骨したいとき、メモリアルグッズにしたいときに、遺骨を2箇所以上に分けて納めることが分骨です。
思った以上に丁寧な儀式だったこと、すごく厳かな出棺だったこと、ちゃんとお焼香をして、心に染みるお経も読んで頂けたことがとても印象的でした。