一般の人が亡くなると、自宅か斎場で葬式がとりおこなわれる事が殆どです。 しかし、有名人や著名人が亡くなると、自宅で葬式が行われることは稀です。 大抵は、宗派に関係なく大きなお寺か斎場で、お別れ会・社葬・合同葬などが行われます。
有名人や著名人の場合、人数の多さでは一般の市民とは違い生前の交友関係や社会的立場を考慮すると、参列者の数も相当なものだと考えられるからです。 車で来られる事を考えると大きな駐車場も必要です。
因みに1000人は受け入れられる場所というのは限られていて、例えば、東京都内だと築地本願寺や青山葬儀所、それに増上寺くらいしかありません。 お寺の場合は、在来仏教各宗派等に対して貸し会場を設けています。 ですから、そこで葬式が行われるからといってお寺が行っている訳ではありません。 青山葬儀所の場合は、アクセスが大変よく、宗派を問わずに出来るということでよく利用されているようです。
最近は、故人らしい葬式をしてあげたい、と思う人が増えています。 多くの会葬者がいる場合には、故人と遺族の別れを大事にして、通夜・告別式は近親者のみで密葬を行い、本葬は大きな会場で別におこなうという形式も多くなっているようです。