亡くなった方に別れを告げるために、葬儀を執り行うとなれば葬儀社を選ばなければなりません。葬儀社には大きく分けて、斎場を所有している葬儀社としていない葬儀社があります。実は、斎場と葬儀社は別々で探さなければならないところが多く、斎場を所有している葬儀社は少ないのです。しかし、お願いするならどちらも併せ持った葬儀社を選びたいと思うのではないでしょうか。
葬儀社が所有している斎場は自社斎場と呼ばれており、選ぶときに注意したいのが、この自社斎場含め、斎場に精通している葬儀社を選ぶことです。万が一、日程変更などで予定していた斎場を別の場所に変更しなければならないなど、想定しておくことが必要です。例えば、久留米の『祭礼』のような葬儀社は、福岡の久留米市を中心に展開している葬儀社で、地域に密着した葬儀サポートを手厚く行っています。地域の事情の事情に精通しており、地域の斎場を把握していれば、自社斎場以外で葬儀を行う対応をしてくれます。このように色々な知識やノウハウをフルに活かして葬儀を行ってくれる葬儀社を選ぶことが大切です。
さらに、斎場とセットにされているのが火葬場です。斎場には火葬場が付いている斎場と別になっている斎場の両方があります。火葬場が付いている斎場は、公営施設の場合が多いです。その場合は異動の手段がかからないというメリットがあります。公営の斎場・火葬場は一行政区に一つある場合、複数の行政区で連携して一つ持っている場合があります。しかし、東京の場合は23区内に斎場が併設された民営の火葬場があったり、火葬場がない公営斎場や複数の区で共同運営している斎場があったりと、他の地域とは違っているのが目立ちます。特に東京在住の人は、葬儀社選びの際このことも頭に入れておくべきでしょう。