故人を思う気持ちがあれば十分・・・とは言えません。故人を悼む気持ちは目に見える形で表しましょう。まずは出席時の服装です。黒い服でもニットなどカジュアルな素材、デザインの物は避けます。アクセサリーなどの光物はは外しておきます。女性ならばメイクは控えめに(口紅、アイメイク)。真珠のネックレスを着用する場合は二連の物は「悲しみが重なる」に通じるので避けるようにします。基本的に葬儀式時のアクセサリーは結婚指輪以外は着用する必要はありません。会場に着いたら受付にお香典を出し記帳します。「このたびはご愁傷様でした」などと使いなれない言葉であいさつできなくても、黙って心からの一礼をするだけでも不作法ではありません。お焼香の回数は宗派により異なりますが、1~3回であることが多いようです。基本的には右手の親指、人差し指、中指でつまんで額のあたりに押し頂いてから炭の上にパラパラと落とします。心を込めてお焼香に臨みましょう。この時数珠は左手にかけておきます。久しぶりの知り合いに会場であっても私語は慎みましょう。声高な会話、笑い声などもNGです。葬儀会場で酔いつぶれ、遺族の方にご迷惑をかける事のないように。勧められてもお酒はほどほどにしておきましょう。